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2007.10.30

私の必要

『走ることについて語るときに僕の語ること』
はじめは、楽しく若い頃を思い出して読みすすんだ。
ウルトラマラソンの章では、圧倒された。
そして、ニューヨーク・シティー・マラソンを走り終え、自分の思いを語る章”死ぬまで18歳”の204ページでは胸が熱くなった。(涙が滲んでいたかもしれない)
なんて素敵な・・・
村上春樹のこの思いは、小説の中で登場人物の言葉や行動として生きている。
だから、村上春樹の作品を読み終えると、周囲の空気が整然と並び変わったように感じられるのだ。
視界が広がるのだ。
私はこうして、いつもいつも村上春樹のネイチャーに励まされてきた。

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2007.10.21

語る

今、わくわくしている。
 あの人の新刊、書き下ろしを手にした。
 いきなり、ラヴィン・スプーンフルだ・・・
 心臓がプクンと震える。
私も好きな、スプーン一杯の愛♪
私は走らないし、これからも走らないと思うけれど、あの人は、走るということを題材にしながらたくさんの、スプーン一杯ほどのたいせつなことを語ろうとしている。

 もったいなくて一気に読めない。 一章だけ読んで、あたたまっている最中。

 20071021005025.jpg



2007.04.13

どちらへ?

ロング・グッドバイを読んでいるうち無性に羊をめぐる冒険を読みたくなった。
朝の通勤電車で読んでいるうち、私は完璧にその世界に入り込んでしまっていた。
あっという間に乗換駅に着き、あわてて本から顔をあげて周囲に目を移すと、見なれたはずの風景がどこか空々しい。
「コレガゲンジツノセカイトイウモノデス」と抑揚のない声で語られる白黒のニュース映像を眺めているような感じがした。
「私はこの駅で電車を乗り換え、職場に向かわなければいけないよ。なぜだかわからないけれど」
と心のなかでつぶやいていた。

羊をめぐる冒険を外で読んだのは、はじめてだった。
普段、自室で読んでいる時にそのような違和感を感じたことは一度もない。
本の中の世界と私の部屋との間に隔たりはない。
私はアチラの住人であり、こちらの住人でもある。

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2007.04.10

新刊

新刊どこ?鈍感氏

シンカンドコドンカンシ


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あれれっ?回文ではなく、かるたを作るべきなのに・・・

2007.04.08

見事な語り手

昨夜は、せっかくの週末だから腰を据えていきますかねと、眠くならない程度に少しづつ時間をかけて、結局4杯のギムレットを飲んでしまった。
フィリップ・マーロウは最後まで、私の個人的な想像人物として魅力的に存在し得た。

本日、ぐっすり眠ってすっきりした頭で訳者あとがきを読み、「二人の見事な語り手」の項に春樹作品の『僕』も加えてあげたいと思いながら、とうとう私のロング・グッドバイ体験は終焉をむかえたのであった。
楽しかった♪
20070408201119.jpg完。(じゃーん)

2007.03.31

Buenas tardes

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お天気があまり良くないお休み日。
桜の話題は脇に置いて読書。もちろんロング・グッドバイ。

話はヴィクターズのカウンターへ
このあたりでは、ボギーが顔を出しそうな気配が漂う。
しかし、春樹氏はみごとにそれを押しとどめてくれている。
だから、私のオリジナルイメージのMr.マーロウはいまだ健在。
ここは、レイモンド・チャンドラーの世界なのか村上春樹の世界なのか、両者の絶妙な融合なのか・・・

まだ半分以上ある?もう半分近くまで来てしまった?
『海辺のカフカ』の第一巻を読み終える頃の「もったいないからケチケチ読もうか」という感覚を思い出しつつ、夕闇迫る気持ちの良い時刻を迎えたのであった。


2007.03.25

サニーサイド アップ?

P1000782.jpg フィリップ・マーロウという私立探偵はハンフリー・ボガートのような人だと思っていた。
眉間に皺を寄せ、シガーを燻らす渋い声の寡黙な男。
これは明らかに『カサブランカ』がかぶっているようですがね。
つまり、私はハードボイルド小説といわれる範疇のものに対して おそろしく寒々しいイメージしか持ち合わせていないのです。
それがなぜ今「ロング・グッドバイ」を読むかといえば 村上春樹訳だからなのです。
当然のことです。なにを今更・・・
今はまだ、116ページしか読んでいませんが、すっかり虜になっています。
私がもっていたハードボイルドなイメージとはもちろん違っています。
「タフな男」という表現はあるし、確かに強い意志を持った人のようですが、 ウィットに富んだチャーミングな柔らか味を持った男性です。今のところ。
この先416ページもあるので、感想も変化していくでしょう。
長いお楽しみになりそうです。

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