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2007.03.31

Buenas tardes

P1000789.jpg

お天気があまり良くないお休み日。
桜の話題は脇に置いて読書。もちろんロング・グッドバイ。

話はヴィクターズのカウンターへ
このあたりでは、ボギーが顔を出しそうな気配が漂う。
しかし、春樹氏はみごとにそれを押しとどめてくれている。
だから、私のオリジナルイメージのMr.マーロウはいまだ健在。
ここは、レイモンド・チャンドラーの世界なのか村上春樹の世界なのか、両者の絶妙な融合なのか・・・

まだ半分以上ある?もう半分近くまで来てしまった?
『海辺のカフカ』の第一巻を読み終える頃の「もったいないからケチケチ読もうか」という感覚を思い出しつつ、夕闇迫る気持ちの良い時刻を迎えたのであった。

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2007.03.30

まっきいろ

20070330214717.jpg

美容院から帰ってきて鏡を見たら髪の毛が
まっ黄色に染まっていた。
びっくりした。
けれど、そのままショッピングモールへ買い物に出かけた。
店先にある鏡に写るその髪をみる度、びっくりした。

目が覚めた。なんだ、夢だったのかと思った。


2007.03.25

サニーサイド アップ?

P1000782.jpg フィリップ・マーロウという私立探偵はハンフリー・ボガートのような人だと思っていた。
眉間に皺を寄せ、シガーを燻らす渋い声の寡黙な男。
これは明らかに『カサブランカ』がかぶっているようですがね。
つまり、私はハードボイルド小説といわれる範疇のものに対して おそろしく寒々しいイメージしか持ち合わせていないのです。
それがなぜ今「ロング・グッドバイ」を読むかといえば 村上春樹訳だからなのです。
当然のことです。なにを今更・・・
今はまだ、116ページしか読んでいませんが、すっかり虜になっています。
私がもっていたハードボイルドなイメージとはもちろん違っています。
「タフな男」という表現はあるし、確かに強い意志を持った人のようですが、 ウィットに富んだチャーミングな柔らか味を持った男性です。今のところ。
この先416ページもあるので、感想も変化していくでしょう。
長いお楽しみになりそうです。

2007.03.24

へそまがり

仕事帰りに本屋へ立ち寄りました。
一週間と少し前のことです。
 大型書店に行ったのが間違いだったのか、私がご機嫌斜めだったのか・・・

 入り口にうず高く積まれた本の特設コーナー。
 奥に入れば原書や関連書籍 、かつての翻訳本の山・やま・ヤマ。
 商売・しょうばい・ショウバイとやかましく叫ぶ本の山。
 その名を冠せば、爆発的に売れるんですよね。
 結構なことでございますね。
 私はうんざりしてしまい、手ぶらで書店を出てきてしまいました。
 もう、さよならだ!!

 さて、本日散歩のついでに近所の小さな書店に寄りました。
 ギャツビーと一緒に二冊ほどが、こじんまりと置いてありました。
 「ふんふん、ふ~ん・・・」

 まったく、めんどうで、ややこしい私というヤツ20070324232505.jpg


2007.03.23

akikoのうた 六

20070323230936.jpg


2007.03.21

しゅんぶん

20070321182242.jpg
今日はお休みらしいのでー acoちゃんを~散歩に連れて行ってあげたのよー


20070321182335.jpg
草に頭をつっこんでー
 胸いっぱいにはっぱのにおいつめこんだー


 うぐいすが、演歌の歌手がやるようにぃー
 たーっぷり溜めて歌ってる~~~

20070321182527.jpg



ライオン頭のおにいさんに会いましたぁ
「僕は犬ダメだったんだけど、ちいさい犬は可愛いですね。痛そうじゃないから・・・」
 いたそう?って犬はいたくないっつーのー。




 20070321182701.jpg花の匂いもかいでみたー
 たくさん歩いてつかれたねー
今日はさっさとねちゃうわん。 20070321182824.jpg


2007.03.20

NOW'S THE TIME

20070319232309.jpg
週のはじまりというのに、もうくたびれてしまいました。
くたびれた日は、ぼんやりとジャズでも聴こう。
今日選び出した一枚はチャーリー・パーカー
アルトの音が耳に刺さる。少し痛いけれど針治療の心地よさ。
さらにぼんやりしながらライナー・ノーツなど読んでみる。

「ザ・ソング・イズ・ユー」
・・・
このチャーリー・パーカーのアドリブは、まったくすばらしいの一語につきる。
1~6の共演者は、別記のディスコグラフィーの通りで、英文解説はまちがっている。
「レアード・ベアード」
(発音的にはレアド・ベアドと、のばさぬ方が正しい)4か月まえに生まれた息子ベアードの名をとったブルース。
「チ・チ」
・・・
これはマックス・ローチの家の食卓の上で、即座に書いたテーマだという。
このすばらしい4つのテイクが現存していたことは、まったくすばらしいことだ。

たくさん省略してしまったけれど、楽曲への情報とすばらしいという感想を少し。
凝った表現などを使うことなく淡々と書かれた解説。
筆者は油井正一さん。
昔々、ラジオでやっていたジャズ番組のゆったりとした語り口が蘇る。
ジャズについてのたくさんの知識とミュージシャンへの愛情。
それらを、私たち聴取者や読者へ正確に伝えようとする親切。
評論家に興味はなかったけれど、この人は特別だった気がする。
油井正一さんの柔和な面影を思い浮かべながら
目を閉じ再びチャーリー・パーカーのアドリブに耳を傾ける。

くたびれは、アルトの音とともに静かに身体の外側へ・・・
お風呂で洗い流してほっとする今。


2007.03.19

I Want To Take You Higher

スガシカオのいうファンクとは?と多少疑問を感じていた。
「シカオはスライが好きなんすよ、CD聴いてみたんだけどスゲー面白かったなぁ」
「スライかぁ、すごいでしょ。だからさ、シカオちゃんまだまだ物足りないってお姉さんたちは思っちゃう訳よー」
スライ&ザ・ファミリーストーンといえば、レコードなど持っていなくともよーく知っているイカしたファンク・グループ。
I Want To Take You Higherとか Everyday People なんてね。20070319002016.jpg

というわけでCDショップをうろうろしているときに廉価版のスライを見付けたので、最近聴いています。
THERE'S A RIOT GOIN'ON

よし、現在がんばり中のシカオ・ファンクに期待しよう、一緒に奏っているThe Family Sugar
というバンドはすごく良いと思うし。
もっともっとファンクに♪




2007.03.18

むじな

蕎麦屋でお昼ごはんを食べました。
私、かなり蕎麦好きであります。
けれどその時はすごくお腹が空いていたので親子丼を注文。
さて、待つ間テーブルの上のメニューを眺めてみたりしていました。
ざる・もり、と続いてたぬき・きつね・むじな・・・・
・・・むじな?

たぬきは揚げ玉、きつねは油揚げ、関東地方ではそういうことになっています。
で、むじな・・・
その時は友人が別の話を振ってきたのでそのまま頭の中に置き去りになりました。
20070318014435.jpg
むじなとは?
先日は二十日大根について調べていましたが、今日はむじなについて検索してみましょう。
広辞苑によると、【タヌキは土地によりアナグマと混同してムジナと呼ばれることが多い。ムジナはアナグマの異称】とあり、はっきり両者は違う動物とされています。
貉・狸は、日本人の精神構造や自然観また宗教観と深くかかわり、その時代とともに多様な価値観を与えられ今日に至る数奇な運命の持ち主です。
《埼玉県立自然史博物館 自然史だより 第20号より》

さてと、むじな蕎麦、いったいどんな具がのっているのか。
乞うご期待!!


2007.03.14

ツボ

20070314212612.jpg 数年前、軽い坐骨神経痛のようなものになったことがあります。
 軽いといっても、数日間は壁などを使って伝い歩きしなければ成らないほど辛い状態でした。
 その時、感じたのは「この痛みは、整形外科ではなく鍼灸がよさそうだ」ということ。
 数ヶ月間、針治療院に通ってすっかり回復しました。
 時折襲われる体の不調には、東洋医学が効果を発揮しそうなことが多々ありますね。

医術に関する古伝書類はたくさん存在しています。
解体新書なんて有名どころですが、 『針聞書』(はりききがき)という16世紀頃に書かれた古書を知っていますか。
 針の打ち方やツボ、人体解剖図などのほか、体内に居て病気を引き起こす原因となる虫の紹介と その治療法が掲載されている、医学書として貴重な歴史資料です。

 この体内に居る虫たちの絵が、私のツボに嵌ってしまいました。
 どうかご覧あれ。 針聞書の虫

この絵の面白さには、ひっくりかえってしまいそう。

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2007.03.13

心配ごと

 今月20日から上野の東京国立博物館でダ・ヴィンチの展覧会が催される。
 メインの出展作品は「受胎告知」
 「あのモナ・リザ以来の」という感じでややセンセーショナルな扱いをしています。
 モナ・リザを見た時に小ぶりで上品な絵だと感じた、本物に対する瑞々しい印象はいまだに残っています。
 きっと混雑しているでしょうし、警備も厳しく、ゆっくり鑑賞することはできないのでしょうが、やはり実物の深みのある美を体験したいので、出かけようかなと思っていました。
 ところが、イタリアでは「受胎告知」の貸し出しに反対運動が起きているようです。
輸送には万全の体制で臨むのでしょうが、なにか事故でもあったらとか、東京という地域は いつ地震がきてもおかしくないといわれているのだとかetc。
20070313211354.jpg
 確かにかにそういう気持ち、理解できますね。
 日本からヨーロッパへ貸し出すとき、同じように考える美術品はなんだろうかと考えました。
 すぐに頭に浮かんだのが、広隆寺の弥勒菩薩。
 美しい仏像です。長旅は心配。
 あの柔らかく繊細な指が傷つきはしまいかと・・・

本物を見たいという強い欲求があるのならば、人間の方が移動すればいいのでは、とも考えられますがね。

悩ましい問題です。

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2007.03.11

デレク・ハートフィールド

20070311233526.jpg ネットで 調べものをしているうち、あるブログに入り込んでいた。
 マイルズやビル・エヴァンス,ポール・オースターなどの名前が・・・
 私はそういうこととは全く関係のない、二十日大根について調べていたのですけれど。
 もしやと思い過去記事をざっと見てみるとあるある、村上春樹の本についての記述があります。 
  村上好きが書いているわけですから共感してしまいます、もちろん。
 そして『風の歌を聴け』についての記事を読むうち、ごく自然に本を引っ張り出し読み始めました。

 [ハートフィールドが良い文章についてこんな風に書いている。 「文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。 必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」]

ページの周囲がすっかり茶色く変色してしまった『風の歌を聴け』には、 こんな超有名作家になることを知らなかった村上春樹という人の 文章への思いが詰まっていた。
 今現在の地点から眺め直してみて、 ここから始まったのだなあと改めて思うとともに、作品がどんどん進化し続けていることがうれしい。

2007.03.10

ヘブンアーティスト

20070311104204.jpg
東京都が発行するライセンスをもらい、ストリートパフォーマンスをすることが出来る大道芸人公認制度というものがあるようです。 これは、フランスの制度を真似たらしいのですが・・・ 先日、複合総合オフィスビル(?)の中庭でそういう、ヘブンアーティストがギター演奏をしていました。 暖かな陽の当たる昼下がり、時間に余裕があったのでその中庭の石段に座ってしばらく演奏を聴いていました。 アコースティックのインスト曲が心地よく響きます。 私のように座り込んで聴いている人は数人しか居ませんが、通りすがりになんとなく「ふう♪」と視線を投げかける人々の前で気持ち良さそうに、うれしそうにギターを爪弾く若者。 こうして、少しづつ演奏の場を広げ、将来たくさんの人々に聴いてもらえるミュージシャンになりたいんだと、彼の夢を見せてもらったような気がしました。

2007.03.05

チャールズ・キーピング

20070305221520.jpg

絵本作家チャールズ・キーピング
初期作品は反抗的で激しく、やや陰鬱な雰囲気が漂う。
”暗い窓のカーテン越しから外を覗く少年”
”痩せた犬と老女”
けれど、その色彩は美しく、デッサン力はすばらしい。
彼の描く世界には、大切なものを必死で守ろうとする少年の心が宿る。
だから、かつて子供だった人々の心に鋭く届く。

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2007.03.03

ゾウの鼻は長い

最近テーブルの上に置いて、時々適当なページを開いて読んでいる本があります。
 まど・みちおさんへのインタビューをまとめたもの。
 まどさんは、「ぞうさん」を作詞した詩人なんですね。
 皆が知っているあの詞、どう思って歌っていたでしょう。20070303221751.jpg
まどさんはこうおっしゃっています。

「ぞうさん/ぞうさん/おはなが ながいのね」と言われたら子ゾウは、からかいや悪口と受け取るのが当然では ないかと思うんです。
この世の中にあんな鼻の長い生き物はほかにいませんから。
 顔の四角い人ばかりの中に一人だけ丸い人がおったら、本来はなんでもない『丸い』っちゅう言葉が違う意味を もってしまう・・・ ところが子ゾウはほめられたつもりで、うれしくてたまらないというふうに「そうよ/かあさんも ながいのよ」と答える。
 それは、自分が長い鼻をもったゾウであることを、かねがね誇りに思っていたからなんです・・・
 大好きなお母さんに似ている自分も素晴らしいんだと、ごく自然に感じている。
 つまり、あの詩は「ゾウに生まれてうれしいゾウの歌」と思われたがっとるんですよ。


 ゾウの鼻が長いのはあたりまえと思っていましたからね、少しびっくりしました。
 そして、ゆっくりと考えてみましたが、そういえば子供の頃「そーよっ かあさんも なーがいのよー♪」と なんとなくうれしそうに歌っていたような気もしてきますね。

2007.03.03

森の下にぶらさがっている家々

20070302235506.jpg

私の大好きなフンデルト・ワッサーの展覧会が三越のギャラリーで開催されている。
 旧ブログではワッサーハウスをエントリーしています。
 この時は展覧会があったからというわけではなく「好きなんです」ということで 記事にしてみたようですね。
 今日は、ほぼ10年ぶりのワッサー作品との再会です。
(が・・・この間に彼は、亡くなってしまっています・・・)
出品作品には以前のものとだぶっているものも多かったのですが 、何回みても広がる色と集まる渦に心が躍ります。確かに画集の再現能力は向上していますが、版画用紙の質感までは無理ですからね。そして、 大きなタペストリー作品やポスターはやはり迫力があります。
 ひとつひとつをジロジロジロジロ永い時間をかけて見ていたので大変疲れましたが 良い時間でした。ほんとうに大好きなんです。
会場で上映されていた、ヨット「雨の日」号での生活や創作風景のドキュメントフィルムでみるワッサー氏は 偏屈ではなく、媚びることなく、愛想もなく、淡々とした、私にとっては魅力的な人でした。 彼の独白を聞くうち、我が家の窓から手を伸ばし長い筆で壁面に絵を描いてしまおうかななどと思いましたが、どうかな。

私の周辺環境を、フンデルト・ヴァッサーの世界観で彩ることができたら素敵だなと改めて思います。

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